snow
大雪・停電のときに離れて暮らす親の安否をどう確認するか
大雪や暴風雪による停電時、積雪地域で一人暮らしをする親の安否をどう確認するか。公的な防災情報をもとに事前の備えと確認手段を整理します。
公開日: 2026年7月19日 / 更新日: 2026年7月19日
大雪の予報が出ると、離れて暮らす親の安否が気になっても、停電や通信障害で連絡が取れなくなることがあります。内閣府「雪害対策」ページや総務省消防庁の通達をもとに、事前の備えと連絡手段を整理します。
大雪・停電時に何が起きるか
内閣府の雪害対策ページでは、大雪が予想される場合に不要不急の外出を控えることや、除雪作業中の安全確保が呼びかけられています。総務省消防庁の通達でも、雪による犠牲者の約9割が65歳以上の高齢者であることを踏まえ、市町村が支援の必要な高齢者宅の状況を把握する取り組みが求められています。
一人暮らしの場合、大雪による停電が重なると次のような状況になりやすくなります。
- 暖房が止まり、室温が下がっても自分で対処しづらい
- 固定電話・スマートフォンの充電が切れ、連絡が取れなくなる
- 除雪が追いつかず、外に出て助けを呼ぶこと自体が難しくなる
事前にできる備え
- 連絡手段を複数決めておく — 電話が通じない場合の連絡方法(近隣・民生委員・自治体の見守り窓口など)を事前に共有しておく
- 停電時も使える機器を確認する — 見守りセンサーや通報機器がバッテリーでどれくらい動作するか、契約前・契約後に確認する
- 暖房・食料の備蓄を一緒に確認する — 灯油・カセットコンロなど停電時も使える暖房手段があるか
- 自治体の見守り・要支援者登録を確認する — 市町村によっては要支援者名簿への登録や、大雪時の安否確認の仕組みがある場合がある(お住まいの自治体の防災担当窓口に確認)
大雪警報が出たときに家族としてできること
- 気象庁・自治体の大雪警報・注意報を確認し、事前に親へ連絡する
- 停電・通信障害が起きた場合の連絡ルール(誰が・どの手段で確認するか)を決めておく
- 見守りサービスを契約している場合、通知が来ない・反応がない場合の対応(誰が訪問できるか)を決めておく
- 数日連絡が取れない場合に頼れる先(近隣・地域包括支援センター・自治体窓口)を把握しておく
見守りサービスの方式ごとの違いは見守りサービスの選び方で、除雪中の事故リスクは積雪地帯で一人暮らしの親を見守るときに知っておきたい冬のリスクで詳しく紹介しています。
介護・医療の判断が必要なときは
見守りサービスや防災の備えは、異常への「気づき」と初動対応を助けるものであり、医療行為や介護度の判断はできません。日常生活の支援が必要と感じる場合は、お住まいの地域包括支援センターにご相談ください。