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海外の見守りケアテック動向|レーダー式の転倒検知技術とは
カメラを使わずに転倒を検知する海外のレーダー式センサー技術を紹介し、日本の見守りサービス選びに活かせる視点を整理します。
公開日: 2026年7月19日 / 更新日: 2026年7月19日
海外の高齢者施設向けには、カメラを使わずに転倒を検知する「レーダー式センサー」が広がっています。日本の一般家庭向け見守りサービスとは提供形態が異なりますが、技術の方向性として知っておくと選び方の視点が広がります。
カメラを使わないレーダー式転倒検知とは
イスラエルの企業Vayyarが開発する「Vayyar Care」は、4D画像レーダー技術を使って居室内の転倒を検知するシステムです。カメラのように映像を記録せず、電波の反射で人の動きや姿勢を捉えるため、プライバシーへの抵抗感が少ない点が特徴とされています。米国では介護施設運営会社向けの入居者管理システムK4Connectと連携し、施設スタッフ向けの転倒検知・活動データ管理サービスとして導入されています。
このタイプのセンサーは、次のような場面を想定して設計されています。
- 就寝中や入浴中など、カメラでの見守りに抵抗感が出やすい場面
- 暗闇でも動作する必要がある夜間の転倒検知
- 転倒だけでなく、普段と異なる活動量の変化を継続的に記録する用途
現時点では海外の施設向け技術という位置づけ
ここで紹介したVayyar Careは、米国の介護施設運営事業者向けに提供されているサービスであり、日本国内の個人が家庭用として直接契約できる一般消費者向け製品ではありません。日本国内で同種の技術を使いたい場合は、国内の見守りサービス事業者が同様のセンサー技術を採用しているかどうかを、各社の公式サイトで確認する必要があります。
日本で見守りサービスを選ぶときに活かせる視点
海外の動向から見えてくるのは、次のような技術選びの軸です。
- プライバシーへの配慮 — カメラ型に抵抗がある場合は、センサー型(人感・レーダー式など)を優先する
- 異常の早期発見 — 転倒の瞬間だけでなく、活動量の変化を継続的に見る仕組みがあるか
- 導入先の想定 — 施設向けに開発された技術か、個人宅向けに設計されたサービスかを区別する
日本国内で契約できるサービスの方式や費用は、見守りサービスの選び方や見守りサービス比較ページで確認できます。
医療・介護の判断が必要なときは
見守り技術はあくまで異常に気づくための手段であり、医療行為や介護度の判断はできません。転倒のリスクや日常生活の支援について不安がある場合は、お住まいの地域包括支援センターにご相談ください。